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第7話 涙

Author: 甘梨鈴
last update Last Updated: 2025-06-09 17:00:25

「オメガの発情を煽る香を焚き、ペニスを戒めて射精をコントロールするのです。そうすれば、レオナール様に服従します」

「それも面白そうだが……このような下品なメス犬を飼ったところで、オレに利はあるのか?」

「もちろんです。レオナール様」

 従者が醜悪な笑みを浮かべながら答えた。

「特別なお客様へを招き、見世物として披露なされば良いのです」

「おお! それはいい!」

 レオナールの顔が輝いた。

 上機嫌な顔で杯を煽り、ニヤニヤと笑う。

「帝国には、このレベルのオメガは滅多にいないと聞くからな」

「仰る通りです。『聖樹』は我が国の特権ですから。皆が崇める『聖樹』を檻に入れ、淫らに喘ぐ姿を観賞できるとなれば、大金をはずむでしょう」

「ああ。どこの国にも、そういう趣向の奴はいる」

 レオナールは愉快そうに笑い、エマを見下ろす。

「いずれ婚約破棄した後に、適当な罪を押しつけ、そのうえで引き取れ
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